胴長が470mmほどのビオラを弾きたいというお客様のためにお作りした楽器です。
16世紀にブレシアでペレグリーノ・ミケーリによって製作されたテノールビオラをベースに、その大きさに反していかに弾きやすくするかを考え抜いてデザインしました。
裏板と側板にはポプラを使用し、軽量化を図りました。軽いだけではなく、温かみのある音色が得られ、レスポンスも良くなるポプラはビオラやチェロとの相性が抜群の材料です。
ボディ: 468mm (18 1/2 inches)
アッパーバウツ: 224mm
Cバウツ: 147mm
ローワーバウツ: 265mm
弦長: 390mm
ストップ: 233mm